ラベプラゾールナトリウム注射液（澳博平®）が中国で初発売

深セン、【9月29日】 - C&Oは本日、中国初の新世代プロトンポンプ阻害薬、ラベプラゾールナトリウム注射液（澳博平®）の正式発売を発表しました。澳博平®は、C&Oグループが独自開発した製品です。

消化性潰瘍は、約10％の高い発症率で世界的に流行しています。出血性消化性潰瘍の患者の43.4％は、再出血のリスクが高いことが分かっています。ラベプラゾールナトリウム注射液（澳博平®）の発売は、出血性消化性潰瘍の患者や消化性潰瘍を治療する医療従事者に新しい治療の選択肢を提供し、拡大し続ける市場の需要に応えるものです。

プロトンポンプ阻害薬（PPI）は、胃酸分泌の最終段階を阻害することにより、胃酸の分泌を抑制する作用があります。C&Oは、中国で初めて新薬として販売する第2世代プロトンポンプ阻害薬「澳博平®」を開発しました。この新製剤は、経口投与できない出血性胃潰瘍、十二指腸潰瘍の患者に新しい治療選択肢を提供するものです。澳博平®は、他の注射用プロトンポンプ阻害薬と比較して、酸抑制作用の発現が早く、効力の持続性が高い。ラベプラゾールは薬物代謝酵素CYP450による代謝を受けにくいため、効果の個人差が少なく、薬物相互作用が少ないという利点があります。

C&Oは、研究開発、生産、販売を一体化した上場製薬企業として、「患者のために、命を救う」という企業理念のもと、患者さんにとってより効果的な医薬品を創出し、患者の健康増進と人類の健康に大きく貢献することを目指しています。